夏休みの終わりに、四国三郎の一つ『仁淀川』を旅しました。川沿いに見上げる低い山々の間を縫うように流れる風景は四万十川と似ています。山々の間に浮かぶ霧雨の間から垣間見える日差しが気持ちよく空気を包み込みます。様々な場所から集まった皆さんと、まずはウェルカムランチを作って食べました。お腹がいっぱいになったら、パドリングの練習をして、カヌーへ乗り込みます。カヌーの操縦を覚えたら、少しの距離を練習しながらダウンリバーに出ます。
水の上に浮かんでいるだけで気持ち良いですね。初日は少しだけ水の上を楽しんでベースキャンプを張っている川原へと戻ります。流木を集めてきて、火をつけます。みんなで調理をして夕食作り。お腹いっぱい食べたら、焚き火を囲んでのんびりとした夜のひと時を楽しみます。時折見える星をみんなで見上げて、ただただ静かな時間が過ぎていきます。日の出前は、川霧が出て川が見えなくなります。ときおり、魚が跳ねる音が聞こえて驚きます。ぱちぱちと火がつく音だけが川原に響きます。