たくさんの明かりが灯りました。
1年が経ちました。
3月10日、朝から、粉雪混じりの横殴りの風が吹きました。
3月11日、嘘のように晴れ渡り、風も少しで。
みたことないほどの人が大勢、往来しています。
ある避難所に一緒に身を寄せた方々を中心に、
その遺族の方と一部の方だけで鎮魂の儀を執り行うため
9日の夜、10の夜に『葦舟』が作られました。
早々に出来た葦舟を横に、漁師さんが持ってきてくれた1000枚の牡蠣!
酒蒸しなんかもありで、お腹一杯になりつつ。伺った時には葦舟はすでに
完成。お呼ばれして、食べるだけ食べて。
11日の朝には、ご遺族と関係者の一部だけが集まり、鎮魂の儀。
葦舟に亡くなられた方の名前を書き、お供え物と共に川に流します。
流量と流速の早い旧北上川。カヌーで川の真ん中まで引っ張り、離します。
『中瀬』には、以前桜が植わっていたそうです。
今は、大半の建物が押し流され、綺麗に更地になっています。
石ノ森萬画館があるところです。
そこに花びらで桜を描きました。
多くの地元の方と多くのボランティアが参加しました。
夜には、気温が下がり始め雪がちらつき始めました。
そしてうっすら積もるほどに降り続きました。