東日本大震災ボランティア活動 (6/30~6/16)


ボランティア活動報告

9月以降のボランティア活動報告は『石巻ボランティア支援ベース絆』をご覧ください。

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2011年6月30日

本日も晴天なり。
先日、サルベージ船がおいてくれた「樽」をロープから切って、山に上げる。回収。
本日の成果、約260個!!
  
「あったけぇ?な?」といった、お天気。
なんと、丁度いい時に東京から、
「かき氷」+「たこ焼き」
お祭り気分!
いいね?!!
これから浜では「祭り」が目白押し。
またお待ちしております。
「来てくれるとうれしいね?」by 漁師さん。
  
日々ずれる側溝蓋。

突然、かもめが10羽ほど山の方に飛び立つ。
いつも周遊しているのんびり感のある鳥達。
「なんだ??」「すごい勢いだな?」
・・・、それから20分以上は経過した後。
ドン!
地震!大きいな。
長野で頻発しているやつか?!
あの鳥達。すごいな。

今夜は、牡鹿半島で出張居酒屋。
たこ焼き屋さん、再び!ありがとう!
やっぱり、赤提灯は夜に映えるね。
焼き鳥屋さんも併設。お酒は持参。
人が集まり、団欒。「家でひきこもってるから、たまにはいいな?。」
ご満悦の漁師さん達。
「よし、次はみんなで肉焼こう!ケンちゃん、バーベキューしよう!」
「また、やろう!気分が滅入るからな。元気ださにゃ」

漁協にLED電灯を持って技術者の方々が到着。
夜になっても作業が続く。今晩中に復活させて、明日は岩手。本当にありがとうございます。
今までは高圧。「低圧で十分」
「今までの四分の一の電力で同じ明るさ。当然。技術はある。日本では流行らないだけ。」
日本のエコブームは言葉だけが一人歩きしているご様子。
それにしてもすごい。短時間にて作業終了。日本にはすごい技術と高い知識がある!
今まで、明かりのなかった浜に夕方、建物に明かりが!!
薄暗かった廃墟のような建物が建物に初めて見えました。

夕日の時間には足が立ち止まる。
  
草むしりを依頼される季節になりました。
草刈機使える方、求められています!!
「この草むらに一人、上がったんだよ。自衛隊さんは捜索したんかな??」
「気になるよ、やってもらいたいんよ。」
草が自宅跡を覆い出す。やはり、一年に5・6回はしないとだめだろうな?。

ケン 25:00

【関連サイト】
鈴木有人 photo レポート[6/30]


2011年6月29日

浜の近くの仮設住宅。
ほぼ建物は完成。ここからは、すぐだろうな。
昨日の残りをさくっと終わらし。次の場所。

仮設住宅地の隣の土地。駐車場になるそうで、
こちらも集めてあった「ホタテの貝殻」を移動。
移動先が整地中で、ひとまず、仮置き場所まで移動。
ここの仮設住宅を建設されている方の話。
「3月の中旬に福島県のいわき市に入ってから、北上を続けている。博多から来てる。まだ帰る目処はたっていない。」
笑いながら、話す。
  
まだまだ残る浜の貝殻。
本日は、60人強。

今日は、石巻にあった、牡蠣の稚貝の処理場(津波で全壊)の復旧に向けた会合?!があったそうで。
漁業再開に向けて、一歩ずつ。一歩ずつ。

本日の夕日。
一日、すっきり!晴れた今日は当然、夕日もバッチリ。
綺麗。
見るたびに思う。綺麗だな?。

ケン 24:50

【関連サイト】
鈴木有人 photo レポート[6/29]


2011年6月28日

数日ぶり?!だったかな?の雨上がりに外作業がバリバリ進む!
近くでは、仮設住宅の建設!(今まで基礎しかなかったのに)が急ピッチに進み、
内装の為のトラックまでたくさん入り、今まで静かになってた浜周辺が活気に満ちている。

心なしか地元の漁師さんも表に出て活動的になっているご様子。
一日でこれだけ多くの漁師さんと会話するのは初めて!
今までより、地域全体の様子というかニーズが一度に入って来て、
把握しやすくなった感じ。

あちこちに流されていた分厚い側溝の蓋を拾い集め、潮が満ちると沈む道路のかさ上げ。

次いで、先日も1台ハマってしまった!側溝。
一部しか蓋がなく、蓋にしていた鉄板も曲がり、修繕・補修にとりかかる。
メンズのマンパワー!
明日、土盛してブロックの積み直し。継続。

朝、漁師さんの作業場を通る。
先日、浜から移動させたホタテの貝殻をフォークリフトで運び出している???なぜ。
事情を聞くと、突然今朝、仮設住宅用の土地(駐車場?建物?)にしようする(させる?)為、
貝殻と作業場(貝殻に穴を開け、針金を通して束にする)を今日中に3人で!移動させろとの指令をうけたそうです。

せっかく、運んだのにね!もっと早めに言ってくれれば、二度手間にならないのに!また移動ですか!
ということで、他のボランティア団体の方と合わせ総勢約25人。
この貝塚をトラックに入れ、移動開始。ミッション完遂予定、今日中。
  
ちょっとの小山を残し、95%終了!!明日、朝さくっと終わらして終了予定。

今日は、久しぶりに沖から樽(ブイ大)付きロープの山が届き、明日の作業決定!

もっとマンパワーがあればな?。
フォークリフトがあればな?。
ユンボがあればな?。
夏には漁 & 養殖の仕掛けができるのにな?。

仕事ができるようになるには様々な障害と作業がある。それをクリアしても元の状態には・・・。
5年。

ケン 21:50

【関連サイト】
鈴木有人 photo レポート[6/28]


2011年6月27日

しとしと梅雨らしい雨空。
この一週間、川や海を見る度、少しずつ水面が上がっている。
土嚢を積まれただけの堤防が多く残る「北上川」沿い。
流速は早くはない。土混じりの濁流。重たそう。水面が上がるたびドキドキする。
  
今日の炊き出しには薬膳料理の先生が登場!
「これを食べると、若返りますよ!」
肌つやに張りが出た!気がします!
  
「こんな料理、食べたことねぇな?」地元の方。
「また食べたいね」
またのお越しお待ちしておりま?す!!

ケン 24:46

【関連サイト】
鈴木有人 photo レポート[6/27]


2011年6月26日

漁協「寄席」にて落語会。
建物に笑い声が響きます。
お昼には炊き出しも行われ、お隣りの浜から来たお母さんも一緒にお手伝い。

納屋の解体を頼まれました。重機が入っても2日はかかる。
「全部、流れてればすぐ立て直せるだけどよ。」
石巻市による解体は夏以降?!まったく予定がたたず・・・。
ということは再建の目処もたたず?!

陸に上がった漁船。
全壊ではなく、修理して使用するそうです。
ただ補償・保険の都合上聞いているだけでたいへん!!
「流れてればな?」
同じ言葉を幾度と無く聞く。
補償制度の不公平感はこれから大きくなる。
地域の揉め事にはならないで欲しいですね・・・。
働ける人も働けない。自粛を緩和するために。

食材は各避難所を回ることができず、一所に下ろされます。
「まだ、入っていけないから・・・」
回りの集落の皆さんに取りに来てもらう場所。


石巻に仮面ライダー登場!!しかも初代?現役?!まで4人がやってきました。
子供も元子供も大はしゃぎ。
握手&撮影会になりました。
宮城県生まれだったんですね!!
  
                                                 photo by arito
  
photo by arito                                         photo by arito
まだまだ、マッドバスターズ中!!

ケン 22:46

【関連サイト】
鈴木有人 photo レポート[6/26]


2011年6月25日

津波に押し流された集落。
残ったのは土塚と基礎のコンクリ。
海に沈んだ家。水の引かない土地。
残った家には、新しい家が目立つ。
  
橋が復旧し、作業が開始され始めた地区。
時が止まった場所。まだまだあります。自衛隊と一緒に道路のヘドロかき。
車すらまともに入れない地域。

道路が一部冠水し、ガレキが体積していたため、その奥にはカヌーで出る。
  
  
ガレキの山。動かした形跡がある場所は人命救助後。
津波に押し流されたままの形状の箇所も残る。捜索跡なし。
写真、アルバム・・・
そして、恵比寿様はガレキからよけられてそのまま。
立ち止まったまま。けど、立ちすくんでいるようには見えない。
堂々と立つその姿が・・・、強烈な印象を残す。
  
海上に流された家。
目視、確認できる物で10戸程。
地元の方の話「50戸は流されている。沈んでんだね。まだいらっしゃると思いますよ。」
行方不明者もいる。ガレキや家の中にもいるだろうか?!

作業音の無い、静かな水面。透明度はほぼゼロ。泥質の入江。
カヌーを漕ぐパドルはすごく重い。
現場の自衛隊員の話。「当初、ダイバーが潜ってはいるが、視界ゼロだから・・・」

家を回って、覗き込む。
浮いたジャンパーや、ズボンにドキッとする。パドルで押すが感触が軽く、服のみ。
午前中、前半は一人で回るが風が吹くので長距離はたいへん。
後半にヒューマンシールド吉村氏が合流。
タンデム(二人乗り)でごんごん漕いで回る。二人だと早い。
  
覗き込むには思い切りがいる。見つけてあげたい・・・。
  
ご遺体の捜索も頭に残しつつ、このしっかり形が残る立派な家を引っ張れるか、
はたまた水上解体か検討。
解体には持ち主に許可をもらわなければ・・・。解体もたいへん。
  
海上保安庁?かな。ご遺体捜索?不審者捜索?なんだか見張られている気分。頭上を過ぎる。
とりあえず、手を振る。不審者ではないですよ。
風と音と存在に圧倒される。威圧感。
海面にはカヌー1挺とヘリ1台。

ヘリが過ぎると、水面に上がるパドルが水を切る音のみ。

ケン 24:50

【関連サイト】
鈴木有人 photo レポート[6/25]

DRAGONPRESS photo レポート[6/25]


2011年6月24日

牡鹿半島の漁師さん宅。
母屋の隣のコンテナハウス。
ここは見晴らしの良い高台にあるお宅。海面から十数メートル。一階部分水没。天井近くまで。
コンテナハウスは水に浮き、基礎のブロックは無くなり、漁港から来たパレットや漁具、木材、カゴ等が基礎に。

下にたま切った丸太を「コロ」にして入れ、移動させるため、
何箇所も、数十回ジャッキアップを繰り返しながら、下のガレキを引き出します。
あっちからも、こっちからも!
  
角材をたくさん持ってきて、とりあえずの基礎に。
「コロ」をはめこむ。

「よし、かんでるね?、そっち押して?。動く、動く」「どうですか??」「もうちょっと、だな?。後,15cm」
「どう?」「ばっちり!」

斜めの地面場で水平を出すのは難しい。
あっちをさげて、ここをかまして。大きさの違うブロックを組合わして、出したり、引っ込めたり、交換したり。
「そっち、どう?」「ここが一番低いですね」「ここもうちょっと、上げるか」「それにこれは?」「いいね、それ!」
「だめだね」「その板、こっちでどうですか?」「だめだ、こりゃ」
「やっぱり、この板、そっちで使って」・・・
まるで、パズル。
ジャッキをあっちに、こっちに。上げたり、下げたり。
「水道のホース!」に水を入れ、水平を測る。
「今、ここ。」「2cm上にある。」「こっちは下だね。」「だめだ、そっちが低い。」

小一時間。
「ばっちり、水平」「お疲れさま?。」「う?ん、ぱっちり。」
ちなみに先日のお宅のプロック塀を廃材置き場からまた持ってきて、リユース。
  

お風呂のお湯を沸かす釜を移動させて、新設。
新しい土台に素敵な石組み。どこかの石垣だったのかな。立派な石。
隙間を手練りのコンクリと土で埋める。
以前の場所が熱でコンクリが割れたため、そちらにもコンクリ練りこんで。
「明日、ならして、記念に足跡つけるか」「やっぱり、手形でしょ。」「あしたには猫が踏んでますよ。」
お湯が沸いたらお風呂タイム。
  
少しずつ、日常。

母屋の解体は、8月予定。順番待ち。おそらくは遅れる予感。「いつになるか、分からん。」
冬までには、落ち着きたい。

ケン。24:13


2011年6月23日

「アメリカンポーク」がやってきました!!もちろんアメリカ産豚です。
分厚いお肉を一口ステーキに。完売。
米国からの応援をおいしく頂きました!
  

分厚い雲が空を覆っていたが、すごく明るい日がさす。

今日は、朝も夜も強い揺れがありました。
雨が降り、地盤も緩んでいます。余計に強く揺れを感じます。

ケン22:05

【関連サイト】
mob@KeviKevi


2011年6月22日

カヌー隊、みなかみラフトガイドの皆さんや他のボランティア団体等の応援を受け
久々、水の上へ。
今回は、地域へ寄贈された船外機付きの小型船も出動!!
  
入江に溜まった漁具とガレキ。周辺は網が沈み船外機は近づけません。
やっぱりカヌー!
「キレイな海だな?」

砂浜に打ち上げられた漁具とガレキ。納屋等、作業場は全壊。

ご夫婦での少しずつの作業に今日は30人で加勢!
屋根だけ残った納屋の解体!木材運び。お風呂の薪にするそうです。
  
こちらのお父さんはキレイな材を拾い集め、「これで家でも建てようかと思ってる。」

分かるかな?。中央、鹿のおしりが2つ。
5~7匹程の集団に遭遇。
そして、この土地は伊達政宗公の別荘地。
写真の場所は鹿狩りを行った場所だそうです!
牡鹿半島。

毎日、この夕日を見ながら石巻に戻ります。
今日も綺麗だ。
有数の景勝地。

今日は夏至。一年の節目。

ケン 24:50

みなと食堂より。
本日はランチのあと、ユキちゃんがお裁縫のワークショップを行ないました!
  
作ったのはティッシュケース。
かわいい布やキラキラ光るボタンは、なんと女優のりょうさんが送ってくれたものだそう。
いつもお手伝いに来てくれているお母さん方や食べに来てくれている人が参加してくれ、
かわいいティッシュケースができあがりました。

明日は別の場所で、またお裁縫ワークショップを開く予定。
今後も継続的に続けていきたいとユキちゃんは張り切っています。
そして、私たち石巻で出会ったみなと食堂の3人組は、来月の神社朝市に出店計画中。
どんどん地元の人との関わりを増やし、
地元の人たちが「私たちも!」といろいろ計画したり参加したりしてくれるようになればいいなぁと思います。

23:53pm ワラビーズ

【関連サイト】
mob@KeviKevi


2011年6月20日

昨日ユンボにて掘ってくれた臨時「側溝」と水たまりの埋跡。
  
漁師さんも動き始めています!新築したばかりの「牡蠣処理工場の納屋」
昨年の9月。ご自分で建てたばかり。1シーズン可動したのみ。
1時間でやっつけますか!!
本日、牡鹿半島カヌー部特別機動隊はインターナショナルチーム。
日本語の上手な外国人いっぱい。「みんなニッポンジ?ン!!」
漁師さん。「本当にありがと!!」
  
ニーズはたくさん。
「石碑が倒れているから起こしてもらえないか?」
4人でえんや!!
カーペンターだったロバートがコンクリ練ってぺたぺた。
地元の方と、「もうちょっと、こんな感じで」いいね!
寛政七年。六月十何日。
慰霊碑。
「この小山にはたくさんの無縁仏を集団埋葬しているんだっちゃ、災害だな?。」
何百年前の6月。
度重なる災害から復興してきた人。場所。
  
大ハンマーの叩く音が響き渡る。
カッターのエンジン音。
手で触るだけで揺れるブロック塀。
小さなお子さんが住んでいる家なので、とっても心配。
緩くなった部分はすっきり、撤去完了!
  
  
エンジンカッター、チェーンソー、ダンプ。
ボランティア同士で共有。数が欲しい。取り合いになることも!

チリ津波を経験しているたくさんの方々の想い。経験。先入観。少しずつ、強烈に学ぶ。
人間。

ケン 23:59

【関連サイト】
mob@KeviKevi


2011年6月19日

漁港にて、「貝殻回収プロジェクト」継続!本日は、20人。
だんだん、みんなの顔が見え、みんなの声が聞こえるように。
「一山、終わり!」

  

同じ漁港内で、「側溝泥出し」「水たまり埋め」も行い、いつまでもある水たまりが、
少しずつ改善。重機を扱える方!!大活躍中!

ケン  22:54

今日は明神社朝市、がんばっちゃわたのはの渡波地域ダブル祭り!
明神社の方はのんびりペースでやんわりスタート。すっきり青空と併せて、
企画するひぐっちゃんの優しさの伝わるようなほんわかした雰囲気。

渡波小の方はボランティア団体のV級グルメ対決!!となっていましたが。
天気も良く予想より多い来場だったようで、どこのブースも売り切れ続出!!
我が、「幸せ定食」も美味しいアメリカンポークの焼ける香りに誘われて、開店1時間にて完売。
石巻に集まるボランティア団体がいろんなご飯やかき氷、ホットケーキなど炊き出しのイメージでなくお祭りの出店のような感じで「何を食べようか考えられるのが嬉しい」とゆう声も。
  
  
他にも大道芸や人気漫画家の先生が何人も来ていてサイン会や餅つきなども開催。
子どもたちの笑顔がいっぱいでした。
百ヶ日の翌日だったためか、石巻を離れていた人が戻ってきているようで、
久しぶりの再開のような場面も何度か見られて、
とても微笑ましい瞬間でした。
子供も大人も笑い声いっぱいの一日になったはずです。お疲れさまでした。

ジョン 23:00

【関連サイト】
mob@KeviKevi


2011年6月18日

イギリス出身の007戦士 グレート・ブリテンとソックリさん登場!!
本日のプロジェクト「避難所にムービーシアターを作る」の巻。
無事、任務完了!!
【関連サイト】
コードナンバー:007


とーる 14:05

牡鹿半島、漁港での作業。
プロジェクト名「牡蠣養殖用のホタテの貝殻を拾い集める!」の巻。
  
他団体と協力し、一気に片付けよう!この辺を!
漁師さん「一人でごとごとやっても埒があかね?」
「やってくれると、本当助かるんだぁ?」と、非常に喜ばれております!

一日でどれだけ拾えるかな?と、総勢40人強。
みるみるその範囲が狭まり、大きな人の輪が、だんだんと小さくみんなの顔が見えるまでに。
潮が満ちてくるので、少し早めの夕方に撤収。

一日に2度、浸かる桟橋。「直してもらわね?と、漁はできねぇ」

絡んだ網取り作業。日々継続するも今だにある。
少し、時間がかかりそうです。得意な方、募集中です!

今日で100日。
黙祷。
今日は、色々な場所で、合同慰霊祭が執り行なわれました。
基礎しか残っていないお宅で慰霊しておられる方も。
海に向かって、今だ見つかっていないご家族を呼ぶ声が響きました。


本日、できるだけガレキを撤去し、明日慰霊祭を執り行う集落があります。
地元の仮設を希望せず、檀家さんはバラバラに。
せめて、慰霊祭を合同でできるように。お寺は全壊。プレハブにて仮設。
ガレキを撤去して、駐車場を作りました。明日は、全ての檀家さんが集まる最後の日。
重機が入り、石碑を起こしました。プレハブの中に祭壇を作りました。お墓を起こしました。

下の写真はなんと新しい碇です!!国産ではないのが・・・。
漁の再開への大きな1歩のような感動を覚えました!
これからの漁に想いを馳せて梱包を解き、仲間と談笑。
わかめにはじまり、最盛期の牡蠣。そして、今穴子漁にでられれば!と地団駄を踏んでいます。
「道具があればな?」毎日、1度は聞く言葉。

明日もホタテ貝回収プロジェクト。
得意な方、募集中。意外とハマります。まだしばらくはかかりそうです!!

ケン 23:59


2011年6月17日

 

石巻「みなと食堂」レポート
「みなと食堂」にっ!
水道と京楽師匠がっ・・・キタ?ッ!!!
きのう、ついに「みなと食堂」に水道が開通。
今はまだ飲めませんが、水質検査を経て6月20日からは飲めるようになるそうです。
ということで、今まで貯水タンクからひいていた水道システムを蛇口からのシステムに変更する工事を決行。
シンクにつないでっ!水がっ・・・キタ?ッ!

見た目は同じですが、水道につながってるんです。
でも、これが普通のことなんですよね。
少しずつですが、当たり前の生活が復活するお手伝いができればいいですよね。

そして、本日は三遊亭 京楽師匠の落語会も。
  
それにしても、大楽さんはでっけーなぁ?
で、その大楽さん、落語会の後のお楽しみは「みなと食堂」のお昼ご飯です。
  
本日のメニューは、リーガロイヤルホテルの炊き出し。早稲田大学の皆さんもお手伝いして・・・
牛丼の、か・ん・せ・い・ですっ!!!

そして、「みなと食堂」に「みなとシアター」がオープンしましたっ!

お昼ごはんと一緒に、映像も楽しんでくださいね。今後は企画上映も検討中。
追伸
今回、「みんなのとしょかん」に漫画も追加!
みんな、きてね!

もっ pm22:05

小渕浜カヌー隊

本日は漁師さんの要望により、港じゅうに散乱した、かきの養殖に使うホタテの殻を回収しました。
今回の津波で東北ではこのホタテの殻が不足しているそうで、自分のうちのものが流された漁師さんは
青森の業者にホンの少し残った物を購入したと話してくれました。
車や重機が走るたびにバリバリと割れてしまい。勿体無いと言っています。
土日で回収完了したいとゆう思いで、明日は40人体制くらいで行います。

そして、牡鹿半島にも京楽師匠が来てくれました。
作業をしていた隣浜の大原浜を会場に笑い声の絶えない落語会となりました。
  
思う存分笑うことって、大切な事ですね。なんかとってもすっきりとした気分になりました。
京楽師匠ありがとうございました。

そして、明日6月18日は震災から、百ヶ日にあたります。
石巻市でも慰霊祭が行われる予定です。
百ヶ日には故人に対して思う存分泣いていいそうです。そして前に進む区切りの日だそうです。
みなさんも仕事をしながら、作業をしながら、亡くなられた方のことを考えてあげてくださいね。
そして、みんなで未来を作っていきましょう。お願いします。

じょんpm23:54

 


2011年6月16日

陸場にて、漁具回収・ガレキ撤去。
シーカヤック隊!!カヌーを牽引!
カヌーの積載量とシーカヤックの推進力を活かして大量搬送!
  
  
シーカヤック隊、様々なニーズにお応えします。
屈強な!皆さんによる長蛇の「樽」列!
  
陸ではバリバリ!!っと。

巨大サルベージ船が寄港。
沖から牡蠣と網と樽を持参いたしました。
ということで、貴重な「樽」回収!!
この牡蠣!もちろん食べられます!しかも最盛期!「うまいぞぉ?、そりゃ最高だ!」と漁師さん。

本日は「鳥海さま」のお祭りの日。
旧暦の5月15日。
「鳥海さま」由来のお話をお聞きします。残された文も読み解かれました。
定置網漁を考案された方をお祭りしています。地域の方のその思い。
漁の説明をして頂きました。なんとなくは分かっていましたが、ほぉ?、なるほど!分かりやすいですね!
  
そして、今回
山伏の修験者である鈴木さんが想いを込めて彫り上げた「鳥海さま」ご神体を奉納いたしました。
「こんなことまで、して頂いて・・・」と、大いに喜んで頂きました!
鳥海さまのこれまでの伝説!面白いお話に大爆笑も!
復興のシンボル。
  
  
本日の作業が終わり、漁師さんと語らう。

ケン

 


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